コースの教育

学部の教育

概要

 キラリと光る知性と実践力を備えた体育のエキスパート養成を目指しています。スポーツ教育学,スポーツ方法学,スポーツ学などの各専門分野の学習を通して,生涯にわたる心身の健康の維持・増進やスポーツ活動についての科学的認識を深めるとともに,各種スポーツの指導・学習方法に関する理論にもとづく実践力と指導力を身につけます。
 本コースの卒業生は,中・高等学校の保健体育教員をはじめ,一般企業やスポーツ関連の組織・団体,公務員(警察官・消防士など),さらに海外青年協力隊員として国際的に活躍している人もいます。また,大学院に進学して,より専門性を高める道も開かれています。
 令和5年度入学生向け学生便覧(教養・専門科目履修基準含む)はこちら
 在学生向け「教員免許ポートフォリオ 基準1フォーマット」はこちら

取得できる資格

《中学校教諭一種免許(保健体育)》
《高等学校教諭一種免許(保健体育)》

 この他に所要の単位を修得すれば,他コース(初等教育教員養成コースは人数制限があります。障害児教育教員養成コースは除きます)の免許状も取得できます。その他,学校図書司書教諭,社会教育主事となる資格および学芸員となる資格などが取得できます。

資格認定試験の受験資格を取得できる資格

公益財団法人 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者(スポーツリーダー,ジュニアスポーツ指導員,スポーツプログラマー,アシスタントマネジャー)
 ”スポーツリーダー”とは,地域におけるスポーツグループやサークル等のリーダーとして,基礎的なスポーツ指導や運営にあたる方のための資格です。”ジュニアスポーツ指導員”とは,地域スポーツクラブ等において,幼少年期の子どもたちに遊びを通した身体づくり,動きづくりの指導を行う方のための資格です。”スポーツプログラマー”とは,地域スポーツクラブ等において,プレーヤーのフィットネスの維持や向上のための指導及び助言を行う方のための資格です。”アシスタントマネジャー”とは,総合型地域スポーツクラブ等において,クラブ会員が充実したクラブライフを送ることができるよう,クラブマネジャーを補佐し,クラブマネジメントの諸活動をサポートする方のための資格です。
 なお,本コースの指定授業の単位を取得し,日本スポーツ協会の新・共通科目Ⅲ(旧・共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)の講習を免除できる資格を取得することもできます。
公認スポーツ指導者資格のカリキュラムは「共通科目」と「専門科目」によって構成されており,この共通科目のⅢを指します。共通科目Ⅲは,競技別指導者資格(国民体育大会監督・コーチの必須資格)を取得するときに必要となる科目です。

公益財団法人 健康・体力づくり事業団 健康運動実践指導者
 医学的基礎知識,運動生理学の知識,健康づくりのための運動指導の知識・技能等を持ち,健康づくりを目的として作成された運動プログラムに基づいて実践指導を行うことができる能力を有すると認められる資格です。

卒業論文題目一覧

JAUE 日本教育大学協会 卒業論文集をご参照ください。

大学院の教育

≪博士課程前期≫

 生涯学習と学校教育のつながり及び生涯発達を視野に収め,人間の生涯にわたる健康スポーツ活動のあり方,学校教育における保健体育教育の目標,方法,内容等に関する研究・教育を行います。博士課程前期では,所定の単位数を修得し,修士論文の審査に合格することによって,修士(教育学)の学位を取得することができます。また,所定の単位を修得すれば,中学校及び高等学校専修免許(保健体育)を取得することができます。
 履修基準はこちら
 修士論文題目一覧はこちら(JAUE 日本教育大学協会 修士論文集へ)

≪博士課程後期≫

 持続可能で平和な世界を構築するために,これからの社会の指針となる新しい価値や知識を創造し提案できる人材の育成,及び知識や価値の継承や将来の社会の創造を担う「教育」に携わる人材の育成を行います。博士課程後期では,所定の単位数を修得し,博士論文の審査及び最終試験に合格することによって,博士(教育学)の学位を取得することができます。
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 博士論文題目一覧はこちら(広島大学 学術情報リポジトリへ)